システム理論とは
1.1 システムとは
システム= ある関係で関係づけられた要素の集合
要素= 外に現れる機能としてみる
システム理論の目的: 人工システムの設計(狭義のシステム理論)本ページの対象
と 創造活動の仕組みの解明(人工知能)
システム理論(狭義)=人工システムの設計、運用上の問題を扱う基本的な考え方、法則性、方法を科学的方法により議論するもの
1.2 システムの型の分類
分類することにより理解の助けになります。
(1)有向、無向 入出力の関係
(2)動的、静的 時間的変動
(3)連続、離散 状態変数が連続・離散、時間変数が連続・離散
(4)線形、非線型
(5)不変定数、変定数 パラメータの変動
(6)決定論的、確率論的
(7)解析的、非解析的(代数的)
(8)大規模
(9)適応・学習
1.3 システム理論の対象例
(1)特徴抽出と表現
(2)システムの分類と同定
(3)状態同定(状態推定) 初期状態同定(平滑)、終端状態同定(ろ波)、(予測)
(4)入力の表現、分類、同定
(5)システム解析、合成
(6)システム制御、計画
(7)最適化、評価・効用関数
(8)適応・学習方式
(9)信頼性
(9)安定性、可制御性、可観測性
(10)成長、脱皮
(11)大規模システム
本ページでは有限状態システムを主に扱います。
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